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Q.永田親義さんは著書「独創を阻むもの」(地人書館)で、 日本人に独創性がないのは、哲学がないからだと述べています。 . また軽部征夫さんは著書「独創力をつける」(日本経済新聞社)で、 上記の2行を引用して、哲学の不在を述べています。 このどちらの本も科学技術系の工学書なので意外でした。 質問:科学技術の分野において日本人に独創性がないのは、哲学がないからですか?

A.独創性がないのではなく、独創性を忌避する社会風潮があるのではないでしょうか。忌避するのは哲学の貧困かも知れませんね。哲学といっても難しいことではなく、独創性をおもしろがる人間性や尊重する体制ではないかな。 また、日本の長い鎖国の歴史や、官僚制度、事勿れ主義、表現力の貧困など忌避する社会風潮の原因は複合的です。 しかし、一方でそれを突き抜けた人は、前の方がおっしゃるように、世界的に評価されていますね。


Q.紫色は赤色光と青色光の混合光の色であり、単一光の色としては存在しないのになぜ可視光線よりも波長の短い電磁波を(「青外線」ではなく)「紫外線」と命名したのですか。 (天文学事典(鈴木敬信著 地人書館刊)の「菫外線」の項目にしっかりと「紫色は赤色光と青色光の混合光の色であり、単一光の色としては存在しない色である。したがって(いくら紫色が菫色や青に感じが似ているからといって)”紫外線”なる呼称は誤りである。」と書かれてあります。 ) したがって少なくとも赤紫(マゼンタ、フクシア、パープル)~紫は(色相環上にあるにもかかわらず)単一光の色としては存在しない色であることは紛れもない事実である。 教えてください。

A.紫に感じる光の作り方という意味では、赤+青の光という考え方は正解なのですが、自然にはあらゆる色の光が存在しています。 もちろん紫の光も存在します。 単一光が存在しないという考え方は誤りです。 そもそも光の色の名前というのは、存在する可視光(目で見える光)の色に人間が勝手に名前をつけたに過ぎません。 もう少し詳しく言えば、光の波長が最も短い可視光(380〜430nm)を紫色と命名しました。 青はそれよりも波長の長いものを呼びます。 国際照明委員会 (CIE) は435.8nm の波長をRGB表色系における青と規定しています。 ですので、その紫よりも、さらに波長の短いものを紫外線と呼ぶことに問題はありません。 誤解が生じる基は、以下のような点かと思います。 ・規定: 色を含め、様々な共通の取り決めは、自然界に存在するものに対して、人間がどのように感じるかを共通の認識とするために、後から人間が命名したり、範囲を決めているに過ぎません。 ゆえに、それら取り決めに無いから、自然界に存在しないという考え方は、本末転倒です。 太陽光には、紫外線~可視光~赤外線の非常に幅の広い光が含まれており、当然紫に該当する光も含まれています。 ・色覚: 人間の網膜には、赤錐体、緑錐体、青錐体と呼ばれる3種類の錐体があり、その神経興奮の割合の違いを利用して、人間は色を区別しています。 逆に言いますと、それら以外の色を感じる事ができる感覚器を持っていないのです。 よって、それらの色の光源さえあれば、その割合を変える事で、擬似的にその他の色の光と同等の刺激を受け、そのような色が存在すると感じることが出来るのです。 極論しますと、人間の目に見えているものが、本当にそのものであるという保証は無いということです。 実際に、他の生物は違う色覚を持っている場合も多く、人間が紫(青+赤)と感じているものも、実は違う色で見えていたりします。 物理を多少でも勉強した人ならば、理解できるはずなのですが、長い波長の二種類の波を重ね合わせて、それらよりも短い波長を作り出すことは、簡単なことではありません。 もっと簡単に感覚的に理解しやすいように言いますと、例えば海でゆったりした波同士が重なり合い、細かな波になるということが、そう簡単には起きないということです。 ちなみに、現在のTVのシステムは、上記人間の色覚に基づき赤、緑、青の三原色のみで表現されています。 カメラの撮影も3原色ですし、中間の信号処理も同様、受像機であるテレビそのものも、それら三色のドットから成り立つディスプレイにより出来ています。


Q.紫色は赤色光と青色光の混合光の色であり、単一光の色としては存在しないのになぜ可視光線よりも波長の短い電磁波を(「青外線」ではなく)「紫外線」と命名したのですか。 (天文学事典(鈴木敬信著 地人書館刊)の「菫外線」の項目にしっかりと「紫色は赤色光と青色光の混合光の色であり、単一光の色としては存在しない色である。したがって(いくら紫色が菫色や青に感じが似ているからといって)”紫外線”なる呼称は誤りである。」と書かれてあります。 ) また、なぜドップラー効果でスペクトルが短波長側にずれることは「紫方変移」ではなく「青方変移」と命名したのですか。 教えてください。

A.英語では青みを帯びた紫色をviolet(バイオレット)、赤みを帯びた紫色をpurple(パープル)と呼びます。そしてニュートンが虹の7色のうちで最短波長である紫が青みを帯びているのでその色をviolet(バイオレット)と定義しました。日本語ではviolet(バイオレット)の訳語が菫色、purple(パープル)の訳語が紫色です。従って、この訳語を厳密に適用すれば虹の最短波長は「紫」ではなく「菫」になります。しかし、訳語でない紫は古来から日本では京紫、江戸紫など赤紫から青紫にいたる紫の派生色の総称でもあります。かつ、一般には「菫色」はなじみの薄い言葉です。そこで日本では虹の最短波長の色を「紫色」と定義したのです。これは定義の問題であり、『「紫色は赤色光と青色光の混合光の色であり、単一光の色としては存在しない色である』というのとは少し次元がことなると思います。訳語を尊重するのか日本での定義に従うかの問題ではないでしょうか。紫色の英語訳をviolet(バイオレット)と表現することがあるのも、この範疇でしょう。 更に言えば、もともと虹は7色にはっきり区分されるものではなく色の変化は連続しています。虹の色を7色としたのもニュートンの定義です。 追記;「紫色は赤色光と青色光の混合光の色であり、単一光の色としては存在しない」と鈴木氏が述べているようですが、虹の菫色(violet)も単色光ではありません。単色光は一つの波長の光のことです。虹のvioletは380nm-450nmの波長の光の帯です。


Q.「月刊天文」は、休刊になって5年余になりますが、復刊の気配はあるのでしょうか。 (月刊天文(地人書館)は月刊天文ガイド(誠文堂新光社)とはまったく別物) 月刊天文に続いて天文観測年表が2009年版限りで廃刊になったことを考えると復刊の可能性はほとんどないと言えますが。

A.空気が汚れ星が見えなくなってきて、興味を持つ人は減る一方ですからまずないでしょう。


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2017/03/28 Tuesday 07:17:14